~会議が変われば介護が変わる~

ファシリテーションスキル

著者                         

佐藤 康広

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 主任会議やリーダー会議、カンファレンス、サービス担当者会議・・・話し合いの場を多く必要とする介護現場、その現場をまとめる介護リーダーにとって、ファシリテーションはとても重要なスキルです。
 このコラムでは、会議の基本やファシリテーションのスキルをお届けすると共に、「介護ぷらす+」の掲示板に寄せられた会議に関する質問にお答えしていきます。

 

 

最終回 会議をうまく回すポイントpart3

 

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 前回、前々回と3回にわたり会議をうまく回すポイントをお伝えしています。
 コラム連載第3回目に記しました「会議チェックリスト」にて会議前、会議中、会議後のポイントがあります。
 
コラム3回目③.bmpのサムネール画像
 
diamond会議チェックリスト(PDF:126KB)
 今回は会議中の内容で「発言の内容」「終了時」についてお伝え致します。
 

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 あの時こうすればよかった。
 後悔した。
 などと過去の失敗を引きずっていることはありませんか?
 重箱の隅をつつくような発言などが会議中に出ていませんか?
 
 必ず人は失敗や間違いを犯します。
 したがって、失敗に意識を向けるのではなく「どのようにすれば~」という先を見る発言をする
ように意識してみて下さい。
 エジソンは電球を発明するまでに一万回失敗したと言われています。
 しかしその失敗は失敗ではなく、一万通りの失敗する方法を発見したと言ったといいます。
 

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 会議中に話の目的から脱線し、別な話題になることがあります。
 脱線した話の方がみんな笑顔になり、場の空気が盛り上がります。
 これは脱線した内容が本題よりも楽しいからですね。
 しかし、介護リーダーは脱線の話題に入らず、
 「今○○の話になっているけど、■■の話をしている最中です」と話題を戻すことが必要です。
 また「この話題の続きは居酒屋で」などと、ユーモラスに伝えるのもいいでしょう。
 

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 会議は継続するものです。次回の会議開催につなぐために「内容の振り返り」は大切です。
 会議終了10分前になったら会議で決まった内容を振り返ります。
 会議後に参加者の記憶に残ったのは、結局「次回の開催日時」だけだったとならないように
するためにも、レジュメに沿って各議題がどのような結果になったのかを振り返って下さい。
 決定か継続か、また次回までに誰が何をするのか等。
 まとめをやることで共通認識が高まります。
 また、参加者の認識のブレも解消できます。
 そして会議終了時にはみんな笑顔で「お疲れ様でした」と伝え合い、拍手で終了して下さい。
 一人が拍手を始めればみんな拍手をしてくれます。
 あまりうまくいかなかった会議でも、拍手をしてみんなで労をねぎらうことが次につながっていきます。

 

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 会議をより良く開催するためにぜひ行って頂きたいことがあります。
 それは、みんなで腹を割って会議のことを話し合って頂きたいのです。
 その話し合いの場でのルールは1つだけ。
 「発言を否定しない」
 どのようにすればより良い会議が行えるのかをざっくばらんに話し合うことで、
 次につながる会議の運営方法が見つかるかもしれません。
 文頭に紹介をしている「会議チェックリスト」を基に話し合うのも良いでしょう。
 

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 全10回にわたり会議の運営方法をお伝えさせて頂きました。
 介護リーダーに限らずこのコラムを読んで下さった方々が、実際の会議の場で
ファシリテーションを活かして頂ければ幸いです。
 最後に、このような機会を設けて下さいました「介護ぷらす+」さんに心から感謝いたします。
 
 
 
略歴 
 
ライト・けあ 代表
 
1979年生まれ、栃木県宇都宮市出身。介護職歴10年。
介護の専門学校卒業後、2000年4月介護保険スタートと同時に介護の仕事に就く。
特別養護老人ホームや大手有料老人ホームに勤務し、両施設で介護現場の責任者を務める。
その間、国際コーチ連盟から認定を受けたCTP(コーチトレーニングプログラム)でコーチングを学び、全課程を修了。
 
介護現場で働く中、介護の合間を縫いながらでも行う会議が、なかなか成果の上がらないことに疑問を持つ。
そこで会議を向上させる手法であるファシリテーションの技術を学び、介護分野で活かせるファシリテーションを会議で実施をしてきた。
 
主な肩
ライト・けあ 代表 /介護ファシリテーター /文の京ファシリテーション工房 副会長 
介護職を小学生のなりたい職業NO.1に!プロジェクト 実行委員長/ ニッソーネット介護資格講師 
文京学院ジョブサポーター /日本化薬メディカル認定講師 /プライマリーコンサルティング外部講師
 
主な資格
介護支援専門員 /介護福祉士 /(財)生涯学習開発財団 認定コーチ