~いざというとき慌てないために~

知っておきたい医学的知識

                 

 

著者    

 

岩下馨歌里(いわした ゆかり)
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高齢者に多い病気の知識、異常の早期発見、緊急時にあわてないための対処法、薬の知識等、介護リーダーが自身で対応する場合、またはスタッフに指示を出すうえで知っておかなければならない「基本的な医学知識」や「観察のポイント」をお伝えします。  

            第8回 インフルエンザ対策

そろそろインフルエンザが心配な時期となりました。
昨年は、新型インフルエンザが猛威をふるい、予防接種を2種類打たねばならないほど大変でした。
今年は、どう流行するかわかりませんが、予防接種は、通常のインフルエンザと新型と両方に効果が
出るように準備されましたので、昨年と比較すると安心ですね。
  

ぷらすクローバー画像のサムネール画像のサムネール画像風邪との違い

 
インフルエンザは、通常の風邪と異なります。
共にウィルスによる感染症ですが、インフルエンザはインフルエンザウィルス、風邪は風邪ウィルス
によります。
 
症状も風邪の初期症状は、鼻水・咳・微熱・喉の痛みなどですが、インフルエンザは すぐに40度近い
高熱が出ます。
 
全身の関節痛や筋肉痛、頭痛が先に出て、その後、咳、のどの痛みなど風邪と同じような症状が出ます。
 
  

ぷらすクローバー画像のサムネール画像のサムネール画像早めの受診、治療を

 
症状が出たら、48時間以内に受診しましょう。
インフルエンザ迅速診断キットですぐに診断が出て、インフルエンザ用の内服薬や吸入薬が処方され
ます。早めに治療すると効果も出やすいです。
 
  

ぷらすクローバー画像のサムネール画像のサムネール画像12月中には予防接種を

 
予防には、12月中には予防接種をしておきましょう。
もちろん、手洗い・うがいを励行し、睡眠・休養・栄養に注意して規則正しい生活に努めましょう。
高齢者では、体力や免疫力の低下している方も多いので、タンパク質を十分に食べて、栄養をつけま
しょう。
    

 

 

 

第1回 高齢者の病気の特徴と日ごろの観察ポイント

第2回 高齢者の病気の特徴と日ごろの観察ポイント

第3回 バイタルサイン(体温、血圧、脈拍等)の見方

第4回 緊急時の対応

第5回 緊急時の対応

第6回 薬の知識

第7回 薬の知識②

第9回 ノロウイルス対策

10回 気をつけたい冬の温度差①

最終回 気をつけたい冬の温度差②

 

略歴                                               

 

有限会社ファイブアローズ取締役。

看護師、介護支援専門員、茨城県介護保険認定調査員、日本医師会医療安全推進者。

(前)関東逓信病院看護部、医療法人社団愛優会副理事長兼任などを経て、平成169月有限会社ファイブアローズを設立。現在、「あおぞらデイサービス水戸」などを運営。利用者を元気にするための要介護度改善ケアに関連した介護・看護の講演・セミナー、執筆活動を積極的に行っている。

 

【主な著書】

  『基礎からわかるクリティカルパス作成・活用ガイド』日総研出版(1999年)

  『要介護度改善ケアガイドブック』日総研出版(2003年)

 

【ブログ】

   ナース岩下のあおぞら介護日記

   http://aozora-felice.blog.ocn.ne.jp/nsiwashita