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第7回 情報の舵取りはリーダーの役目! |
前回の情報伝達キーパソンのお話の続きです。コラムを読んでくれている方から、「情報伝達は難しい」「うまく伝わったような、いかないような」なんてコメントをいただきました。私も同感です。私自身も常に悩み、どのような場面でも一度一呼吸おいて(頭の中で情報や考え方などを整理して)、事前にイメージトレーニングをしてから臨みます。その際、情報伝達の戦術(どのような情報を誰にいつどう伝えるかなど)を具体的にイメージしましょう。リーダーは常に実践を通して、実学感覚を修得することが大切です。
組織活動では介護リーダーの情報の流し方が業務遂行の結果に大きく影響を及ぼします。情報伝達のタイミングや順序を間違え、見えていない情報を憶測で認識すれば、更なる問題を引き起こし、関係者間の関係がこじれて事業所の信用失墜を引き起こす恐れもあります。
どんな情報にも、必ず、取り扱う段階で「見えている部分」と「見えていない部分」があることを客観的に理解し、逆に見えていない部分を上手く伝えられる冷静さがあると情報に真実味が帯びてきます。
情報伝達の仕方には工夫や個人の磨かれたセンス、ユーモアも必要です。けれど何よりも「この介護リーダーの言うことなら間違いない」と思える信頼関係の裏づけが一番重要ではないでしょうか。日々のリーダーの言動や立ち振る舞いが、情報の聞き手(上司・部下)への伝わり方に影響するというのが実感です。
略歴
高橋章博(たかはし あきひろ)
社会福祉法人千葉県福祉援護会 特別養護老人ホームローゼンヴィラ藤原 施設長
【資格】介護福祉士、社会福祉主事、介護支援専門員、福祉施設士、社会福祉士等
【モットー】まじめ過ぎず、ふまじめ過ぎず、節度と分別をもって行動する。
【介護業界に入るきっかけ】
警察官を志望していたが、柔道の練習中に頸椎を負傷。病院でのリハビリ治療中に障がいのある方と出会い障がいがあっても明るく、生き抜く姿に、人の生について考えるようになり福祉・介護の世界に入る。